morrina新聞 2013 清明号を描かせていただきました。
morrinaで開催されている「野点のしつらえ展」に合わせて、今月のmorrina新聞は「野点の楽しみ方」がテーマです。

お抹茶を、「作法とかわからないし…」と言って敬遠している人もたくさんいるのではないでしょうか。作法や決まりごとばかりが目について、お茶の本質である「面白さ」を見逃してしまうのは、本当にもったいないことだと私は思います。
私が考える「お茶」は、「見立てで世界の縮図をつくる、究極のごっこ遊び」。
お茶が創り出すものは、お茶そのものだけでなく、空間(場所)であり、時間(出会い)です。日本の茶道は、とてもフレキシブルで、クリエイティブで、オルタナティブなものだと思うのです。そんな面白さを一番ダイレクトに感じられるのが、形に縛られない「野点」というスタイル!
ちょうど、季節も春だし☆
外に出たくてうずうずする季節だし(*^^*)
この企画展をきっかけに、そしてこのmorrina新聞をきっかけに、暮らしに「ごっこ遊び」という彩りを取り入れたいと思う人が、少しでも増えたらいいな。